SundayLABとは

『LOHAS』 〜長野県清内路(せいないじ)村活性化への第一歩〜

第6回SundayLAB合宿

 

「村が存続するには、どうしたらいいんだ!?」

長野県飯田市から車で30分、清内路村。
山で囲まれ、平地が少ない人口750人若の典型的な過疎化の村だ。昔の基幹産業であった養蚕、葉タバコ、炭は衰退し、今は産業がない。
今回、この村での秋合宿を提案したのは、二つの理由がある。

  • ビジネス経験豊富なメンバーから出てくる(活性化の)アイディアへの期待
  • 普段なら通り過ぎてしまう村の魅力を感じてもらう事
清内路村関所跡

清内路村関所跡

清内路村の風景1
清内路村の風景2
清内路村の風景3

自己紹介をした後、全員で村の集落を散策。 「先人達は、日当たりのいい所に家を建てるのではなく、畑を作った。」等、村の文化や歴史の話を聞きながら、赤や黄色に光る紅葉、土壁や格子状の模様が残る昔ながらの家、唐辛子や柿の皮を干してある日常の風景を楽しんだ。
その後のチーム活動が終わり、村人との夕食会。 村長自らお酒を注ぎまわり、残り2本という貴重な『赤根焼酎』(清内路村の特産品である赤根大根を使った活性化商品)を味わった。 2次会では絶品の箱寿司に舌鼓を打ちつつ、「水の音が常に感じる村」等、お互いに感じた事を共有し、静かに星が広がる夜空を見て就寝となった。

翌日は、より村の方との距離が縮まり、一番清水の清掃、五平餅作り、子供達との卓球等を通し、「ホッとする」時間の流れを感じながら、1泊2日の合宿が終了した。

親睦会の様子
赤根焼酎
赤根焼酎

(上) 夕食会の様子
(左下) 赤根焼酎
(右下)村長さんにお酌していただきました。

初日のグループワークの詳細はここから(↓)
一番清水清掃の様子 五平餅作り1 五平餅作り2

(左)一番清水の清掃
(中・右)五平餅作り

様々な体験を通し、村の人と交流したサンラボメンバーは何を感じたのだろうか?

アンケートを見てみると、“自然への感動”と“村の人の温かさ”に関する記述が多かった。 これは、都会の生活では感じづらい部分が強く印象に残ったのではないかと思う。
四季の香り、地域のつながり、手作りの美味しさ・・・etc
かつての日本が持っていた不便だけど、心地よい生活の再発見。 今回のテーマであった 『LOHAS』(環境と健康に気遣ったライフスタイル) を感じる部分があったのではないかと思う。

しかし、グローバル化(世界的な競争)の中では強い所にヒト・コト・モノを集中する必要があり、その一つして、都市の一極集中化、地方の過疎化が引き起こされているが、そのアンバランスな環境の使い方に地球は悲鳴を上げ、近年多発する異常気象や温暖化等につながっているのではないかと思う。

「地域の問題、課題が元をただせば都会の私たちの行動とつながっている事を再認識しました。」

ある参加者のアンケートからである。
都市と農村は切り離されているわけではなく、つながっている。
村長さんが言った“村と都市の関係”に気づき、見直すこと。
今回の合宿はその一端に触れる良い機会になったのではないかと思う。

『一人一人、一つ一つの行動がこれからの地球を創っていく。』

頭だけではなく、体で感じる、そんな学びがある秋合宿であった。

ミズナラの樹
役場での話し合い
みんなで集合写真

(上) 天然記念物 ミズナラの樹
(中) 村役場での話し合い
(下) みんなで記念写真